汗っかき

残暑の中、毎日汗だくになっていませんか?
それは、もしかすると食べ物が影響しているかもしれません。食べ物には身体を作る様々な機能がありますが、“発汗”という働きを持った食べ物もあるのです。


大切なデートの前や、会議の前、汗をかきたくないのに、汗が止まらない……なんてことになったら困りますよね。今回は、なるべく汗をかかないようにする食事法を紹介します。

■食事をすると汗が出やすい状態になる

緊張したり、興奮したり、身体を動かしたりするときは、交感神経が刺激されるので、汗が出やすい状態になります。食事もひとつの活動なので、汗が出やすくなります。さらに、食事をすると必ず、身体で食べたものを消費するために熱が発生します。基本的には、どんな食べ物を食べても汗が出やすい状態なのです。

その中でも特に、辛いものや、熱いものは、交換神経を刺激しやすいために汗が出やすくなります。


■汗をかきたくないなら脂肪・たんぱく質よりも炭水化物

極力汗をかきたくない時は、炭水化物がおすすめです。それは、脂肪やたんぱく質に比べ、食べても身体で熱を発生する量が比較的少ないからです。逆にたんぱく質は、炭水化物よりも10倍近く熱を発生しやすいのでご注意を。

ただ、ダイエットをしている人には、たんぱく質がおすすめ。熱を発生することによって、消費カロリーが増えるので、食べても痩せやすい状態を作ってくれますよ。


■女性ホルモンで汗をおさえる

女性ホルモンには、発汗作用を抑える働きがあるため、女性ホルモンを刺激するような食品や、女性ホルモンに似た働きがある食品を摂るのもひとつの方法です。食品としては、豆腐や納豆。これらに含まれている大豆イソフラボンを摂ることで、女性ホルモン作用を助けます。

もちろん、水分を摂りすぎても汗が出やくなります。水分補給を最低限にすることも発汗抑制になります。


老廃物を出したり、体内バランスを調えたりする大切な働きをしている汗。無理にかかないようにするのは、健康を害することさえありますので、おすすめできません。


少し面倒かもしれないけれど、汗をかいたらすぐ拭く、着替えるようにした方が健康や美のためにはよいのです。無理のない範囲で食事を工夫してくださいね。

転載元:http://lifestyle.jp.msn.com/diet_healthcare/news/wooris/